この逆杉(さかすぎ)の巨木は、かつては、神前杉と呼ばれていました。「神前」というのは、現在、ふもとにある神前神社(かみさきじんじゃ)のことです。神前神社は、かつて、この逆杉（神前杉）のすぐそばに鎮座していたため、この巨木も「神前」という名前を付けて呼ばれていたようです。

神前杉（逆杉）については、『滋賀県伊香郡誌』という本の「高時村誌」という章のなかの、「神前神社」の項目に、
神前杉についての記述があります。

▼場所
高尾寺跡(たかおじあと) ⊂ 高尾山(たかおやま) ⊂ 己高山地
（滋賀県長浜市木之本町石道）

▼参考文献
『滋賀県伊香郡誌』、滋賀県伊香郡教育会 [著者 & 出版]、1903年。

▼ 書誌情報
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000039-I765717

▼この本は、下記URLで読むことができます。
https://dl.ndl.go.jp/pid/765717/1/45